プレゼンテーションにおけるスライドの作り方

シムです。

昨年、数百人の方の前でプレゼンテーションをする機会がありました。
その際に調べたり、実際に使用したスライド作成における基本的な技術・考え方について
自分への備忘もかねて記事にします。

スライドを作成する目的について

プレゼンテーションにおけるスライドは自分の伝えたい事を、
『短い時間で正しく理解してもらう』
為にあります。

これから、聴き手が「パッと見て分かるスライド」を作成する為の基本について書きます。

スライドの基本構成について

スライドは以下の構成が基本になります。

例えばこうなります。(グラフのデータは適当です。)

この基本構成を守らないと….

見る人によって、「2015年度はあまり増えていないな」とか「2017年度と2018年度で一気に増えたけど
何かあったのかな?」などと自分の主張したい事と違う受け取られ方をしてしまう可能性があります。

相手に自分の主張を正しく理解してもらう為に、基本構成を守りましょう。

伝わるメインメッセージを作成する

メインメッセージには、そのスライドで一番伝えたい事以外は取り除きましょう。

例えばこうなります。(今回もグラフのデータは適当です。)

メインメッセージに多くの情報を盛り込んでしまうと….

聴き手がじっくりスライドを見てしまい、本当に伝えたい事を伝えられなくなってしまいます。
具体的な数字などは言葉で伝えた方が早く認識出来るので、スライドに書くよりも言葉で伝えましょう。

また人間が1秒間に認識出来る文字は13文字程度なのでメインメッセージはなるべくシンプルに、
長くても2行以内に収めたいです。

配色は3色までにする

● ベースカラー : テキストに使用する色。

● メインカラー : 強調させたい箇所に使用する色。

● アクセントカラー: メインカラーとは別に、更に強調させたい箇所に使用する色。

上記の3色は一例ですが背景が白い場合には、ベースカラーに黒ではなく黒に近いグレーを使うと
背景に馴染んで見やすくなります。
また、メインカラーは原色を避け、色が持つ印象に気を付けて選びましょう。
そしてアクセントカラーにはメインカラーの補色(又は補色に近い色)を使うのが一般的です。

それぞれ、70:25:5 くらいを目安使用すると良いです。

例えばこうなります。(今回もグラフのデータは適当です。)

色を使い過ぎてしまうと….

一番主張したい、「格好いい」が円グラフのどこにあるのかパっと分からなくなってしまいました。
円グラフの場合は強調させたい箇所以外にはグレーの濃淡を使用すると良いです。

また、どうしても4色目が欲しい場合には3色の中から明度と彩度を変えたものを使うと良いですが、
あまりオススメはされていないようです。

まとめ

以上が私が調べた中で特に大切だと思ったスライド作成の基本になります。
他にもまだまだ様々な基本やテクニックがありますので、気になった方は調べてみると面白いと思います。

それでは皆さんLet’s スライド作成!

シムです。

昨年、数百人の方の前でプレゼンテーションをする機会がありました。
その際に調べたり、実際に使用したスライド作成における基本的な技術・考え方について
自分への備忘もかねて記事にします。

スライドを作成する目的について

プレゼンテーションにおけるスライドは自分の伝えたい事を、
『短い時間で正しく理解してもらう』
為にあります。

これから、聴き手が「パッと見て分かるスライド」を作成する為の基本について書きます。

スライドの基本構成について

スライドは以下の構成が基本になります。
基本レイアウトの構成

例えばこうなります。(グラフのデータは適当です。)
レイアウト構成_例

この基本構成を守らないと….
レイアウト構成_悪例

見る人によって、「2015年度はあまり増えていないな」とか「2017年度と2018年度で一気に増えたけど
何かあったのかな?」などと自分の主張したい事と違う受け取られ方をしてしまう可能性があります。

相手に自分の主張を正しく理解してもらう為に、基本構成を守りましょう。

伝わるメインメッセージを作成する

メインメッセージには、そのスライドで一番伝えたい事以外は取り除きましょう。

例えばこうなります。(今回もグラフのデータは適当です。)
伝わるメインメッセージ

メインメッセージに多くの情報を盛り込んでしまうと….
伝わらないメインメッセージ

聴き手がじっくりスライドを見てしまい、本当に伝えたい事を伝えられなくなってしまいます。
具体的な数字などは言葉で伝えた方が早く認識出来るので、スライドに書くよりも言葉で伝えましょう。

また人間が1秒間に認識出来る文字は13文字程度なのでメインメッセージはなるべくシンプルに、
長くても2行以内に収めたいです。

配色は3色までにする

● ベースカラー : テキストに使用する色。

● メインカラー : 強調させたい箇所に使用する色。

● アクセントカラー: メインカラーとは別に、更に強調させたい箇所に使用する色。

上記の3色は一例ですが背景が白い場合には、ベースカラーに黒ではなく黒に近いグレーを使うと
背景に馴染んで見やすくなります。
また、メインカラーは原色を避け、色が持つ印象に気を付けて選びましょう。
そしてアクセントカラーにはメインカラーの補色(又は補色に近い色)を使うのが一般的です。

それぞれ、70:25:5 くらいを目安使用すると良いです。

例えばこうなります。(今回もグラフのデータは適当です。)
配色_例

色を使い過ぎてしまうと….
配色_悪例

一番主張したい、「格好いい」が円グラフのどこにあるのかパっと分からなくなってしまいました。
円グラフの場合は強調させたい箇所以外にはグレーの濃淡を使用すると良いです。

また、どうしても4色目が欲しい場合には3色の中から明度と彩度を変えたものを使うと良いですが、
あまりオススメはされていないようです。

まとめ

以上が私が調べた中で特に大切だと思ったスライド作成の基本になります。
他にもまだまだ様々な基本やテクニックがありますので、気になった方は調べてみると面白いと思います。

それでは皆さんLet’s スライド作成!

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